マレーシアの日本人相手の仕事は英語力が不要
- 英語不要な職種は?
- 英語不要の仕事の業務レベル程度を知りたい
- 給料水準は?
- 働きながら英語を学ぶ環境はあるの?
- 英語が話せるとどんなメリットがあるの?
この記事では、「マレーシアで日本語のみの仕事が存在する理由」「英語力不問でつける職種」「英語×スキルがおすすめ理由」を書いています。
僕のマレーシア経験は以下のとおり。
- 現地採用として1年半マレーシアで勤務
- 退職後も現地のローカルエージェントからの情報を仕入れている
実際にマレーシアで就職して得た情報をもとに書いており、そこそこ実践的な情報かと思います。
マレーシアの日本人相手の仕事は英語力が要求されない
英語不要な仕事がある理由は顧客が日本人であるからです。いうまでもなく、お互いの母国語である日本語でやり取りができるので英語は不要です。
- 英語力不要な主な職種
- コールセンター
- 日系企業の営業(製造業が多い)
- 日本人相手のサービス業(日本食レストラン、ホテル)
コールセンターが一番難易度が低く、他の職はそれぞれ経験が必要です。未経験でも雇ってもらえる仕事はありますが、今までの仕事の経験をどうやって活かすのかを職務経歴書と面接で証明する必要があります。
実際にどうやって面接にこぎつけて、アピールするかはエージェントとの共同作業になります。自分に合ったエージェントを見つけるの成功のコツの一つですね。
英語力不問の業務レベルはさまざま
冒頭に対日本人の仕事は英語不要といいましたが、業務や会社によって英語を使わないレベルが変わってきます。
求人内容には英語不問と書いてあっても、全くゼロでもOKな仕事と簡単なコミュニケーションはできたほうが優遇される、または入社後覚えていくことを期待されるなど違いがあります。
寿司職人の例だと商品としての寿司が握れることが最低限必要な能力ですよね。
注文に関する英語が聞き取れれば問題ないし、それ以外の細かいことは他のスタッフに任せてしまえば解決します。
もちろん、気の利いた会話やネタの解説が英語でできると、お客さんの満足度が上がりますが、英語なしでも最低限の業務は回ります。
ざっくりですが、必要な英語レベルと業務スキルの一覧表です。
職種 | 必要なスキル | 英語力 |
コールセンター | 顧客を不快にしない程度の接客スキル | 不要 |
日系企業の営業 | 法人営業経験か、同等の経験 | できたほうがよい |
日本人相手のサービス業 | 個人相手のサービス業の経験 | できたほうがよい |
外資系企業 | 専門知識と経験 | 必要 |
現在できないことを始めるのに、完璧に習得してからスタートしようと考える人は多いですが、実際の仕事では100%な質を求められることはめったにありません。
もちろん完璧にできれば素晴らしいのですが、最初から高度なレベルを目指して行動が遅くなるより、下手でも失敗しながら学ぶほうがある方が成功率が上がります。
僕は業務中に分からない言い回しに出会うたびに調べながら対処していましたが、何度も同じフレーズを目にするうちに自然と覚えていました。
効率よく記憶するには何度も反復するのが一番効果があるのですが、毎日仕事で使っていれば覚えてしまいます。
マレーシア現地採用の月給は15万〜20万
職種ごとの給与は別記事をみて下さい。
いろいろな現地採用の人にきいた結果、1ヶ月に16万から30万(6000〜10000RM)の人が9割以上でした。
職種に限らず突出したスキルや、利益率が高い企業の場合は別かもしれませんが。
働きながら英語を学ぶことは可能
スタートは英語力ゼロでもマレーシアで働きながら学ぶ環境は作れます。その結果、1年後には仕事で十分に使える英語を見つけることは可能です。
職場で同僚相手に英語を使う
大半のマレーシア人は英語を話します。職場が日本語環境だとしても英語で話してもらったり、休憩中の会話は英語を使っていることも多でしょう。日常会話であれば間違えても全く問題ないので、気軽に話すことができます。
語学学校に通う
マレーシアにも英語を教える学校があります。学校で学んだ英語をすぐに日常生活で使えるのは、大きなモチベーションになります。
YMCAの英語クラスは格安です。
語学プログラム 6700円(260RM)/12コース 1RM=25.83円で換算
2021年8月のコースタイムスケジュールです。
https://www.docdroid.net/f7lQRhn/copy-of-schedule-for-august-2021-version-5-2021-pdf
イベントに参加して友達を作る
meetupなどのイベントで新しい人に出会う場所に出かければ、英語で会話するのが普通です。最初は自己紹介文や話す内容を準備して、慣れて自身がついたら臆することなく英語で会話できるようになります。
クセのあるマレーイングリッシュ
映画でみる、アメリカやイギリス英語の発音を身につけるたい人はマレーシアは期待ハズレになるかもしれません。
マレーシアはシンガポール英語に似たマングリッシュと呼ばれるマレー語と中国語をかけ合わせたフレーズや発音です。
とはいっても、英語は世界中で話されており地域ごとのなまりはあります。何を話すかのほうがよっぽど大事です。
英語は数あるスキルの一つぐらいに考えるのが力まずに学べていいかと思います。
スキル×英語で選択肢が広がる
仕事を見つけるのに英語は不要ですが、できると確実に可能性が広がります。
仕事の選択肢がふえ収入アップのチャンスが広がるので、英語が使えて損はしません。
日本国内:英語が必要な仕事の求人の場合
- 高度な専門スキルはあるけど英語ができない人と、平均的な仕事をし英語OKな人を比較すると、英語ができる人のほうが選ばられるでしょう。
海外で仕事を探す場合
- 英語力に加えて納期を守り、進捗の報告が遅刻をしないだけで平均レベルより上になれます。
そうすると、現地の人と同等に勝負できて仕事が選べるようになります。
将来マレーシアを去る時がきても、身につけた英語は一生使えます。海外Youtuberの動画からプログラミングを学んだり、興味があることを英語でけんさくできると10倍以上の情報を得ることが出来ます。
英語+スキルで稀少な人材になって、さらなるチャンスを実現しましょう!