費用をかけずにマレーシア就職・移住する方法
- マレーシア移住したいけど、お金がない
- MM2Hを申請するお金がなくてもマレーシア移住する方法
- M2Hは年金収入がある人向け、30歳以下の人には向かない?
- 税金を節約したい
- 閉塞感がある日本以外で生活してみたい
といったマレーシア移住のメリットと費用をかけずに移住する方法について解説します。
本記事を読んでわかること
- 費用なしでマレーシア就職・移住ができる
- MM2H申請には1000万ほどの大金が必要
- 節税できる【所得税が5%以下・住民税なし・医療費が無料】
- マレーシア就職・移住で人生の選択肢が増える
- 目的を持って移住する必要性/li>
マレーシアで1年半働いた経験(現地採用)と周りの人から話を元に書いています。
費用をかけずにマレーシア就職・移住する方法
費用はほとんどかけずに、簡単な方法でマレーシア移住は可能です。
最低限必要なお金は、マレーシアまでの飛行機代やビザ申請にかかる費用、勤務開始後の初月の給料がはいるまで生活費を合わせて15万ほどです。
面接から渡航までの流れ
- 英語と日本語の職務経歴書、履歴書準備
- 面接
- 日本でビザ取得
- マレーシアへ渡航
ビザ取得費
ビザ取得にかかる費用の内訳 | 円 |
東京への往復/夜行バス | 10000 |
ビザ取得で2日東京に滞在/ホステル | 5000 |
マレーシアへの飛行機代/片道 | 30000 |
マレーシア渡航後の生活費 | 105000 |
合計 | 150000 |
渡航後、最初の給料日までの生活費や部屋を借りる費用がかかりますが、日本の生活費を利用すればプラスマイナスゼロといえます。
または、日本での最終月の給料を渡航費に当てればOKですね。
マレーシアの生活費と給料の詳細を解説した記事
マレーシア就職ならMM2Hのように準備金は不要
マレーシア政府の移住プログラム「MM2H」を利用した移住では1000万ほどの貯金と、安定した収入が毎月30万ほど必要です。
MM2Hの申請時の条件 50歳未満の場合 2021年7月現在の為替レートで計算1 MYR = 26.0212 JPY
マレーシア国外での収入 | 26万(10000RM) |
現金化できる資産 | 1300万(500000RM) |
申請後に必要な条件
マレーシア国内の銀行で定期預金をする | 780万(300000RM) |
2年目に引き出せる額 | 390万(150000RM) |
最低維持する残高 | 390万(150000RM) |
MM2Hビザの取得条件におよそ1000万の日本円をマレーシアの銀行口座に預金し簡単には引き出すことはできません。生活費は別途用意する必要があり、この条件をクリアーでいる人はなかなかいないでしょう。
しかし、大金がなくても簡単にマレーシアに住めて、お金が稼げるのがマレーシア就職です。
節税できる【所得税が5%以下・住民税なし・医療費が無料】
月額10000RM以下の現地採用では所得税が5%以下、住民税はなし。
政府が用意する国民健康保険はありませんが、就職すると大半の会社は医療保険を福利厚生として無料で提供してくれるため、医療費は無料になります。
僕は実際に風邪で何度かクリニックで診てもらいましたが、診察料や薬代は無料で一円も支払う必要がありませんでした。
マレーシア就職・移住で人生の選択肢が増える
海外生活するということは、生活の中で文化や言葉を学び日本では気づけない考え方ができるようになります。
本当はできるのに、習慣や周りの環境で出来ないと決めつけて津挑戦しないことに気づけるでしょう。
人生の可能性に気づいてからはもっと楽に生きられるようになりますよ。
- 年齢を理由に諦めない
- 人を理解するのをやめると楽
- 現地の人脈ができる
年齢を理由に諦めない
マレーシア就職をしたのは39歳。普通に考えれば日本に帰国して再就職すること考えれると厳しくなるのでなかなか出来ません。
日本の職場では役職があるしごとではなかったので給料は平均年収以下で失うものがなかったのも一因でしたが、一度海外生活をしてみたかったため行動しました。
人を理解するのをやめると楽
マレー、インド、中華系がいるマレーシアですが、みんな仲良く生活しているわけではありません。そしてお互いの文化や習慣を理解し合っているわけでもありません。
関係ないことは口を挟まず、必要であれば話し合う姿勢で積極的ではないけど、遠くから眺めるようにいい距離感を保って暮らしています。
話し合えば理解できるし仲良くするのがいいと、日本では教育されてきましたがそれは理想であって現実的ではない。
無理しないで、自分らしく生きるにはマレーシア流のほうが現実です。
もちろん、マレーシア移住や就職すればみんなが幸せになれると限りません。「マレーシア食べものが合わない」「日本語だけで生活して日本人の人脈しかできなかった」「やっぱりサービスレベルの高い日本がいい」といった理由で途中で帰国される人はいます。
しかし、マレーシアで生活したからこそ気づけたことがあったはずです。
生まれてから一歩も海外生活したことなければ、コンビニが24時間営業して、単一言語で誰とでも意思疎通ができ、夜でも一人歩きできるのは世界の当たり前でないことがどれだけ特別なことなのか分かりづらいでしょう。
自分自身の向き不向きを理解して、どうやって生きていったら楽しくなるのか、その道筋が少し見えただけでも成功です。
現地の人脈ができる
現地で生活していれば、おのずとマレーシア人と関係が出来ます。日本にいながらネットやSNSで人脈を作ることは可能ですが、やっぱり現実世界で会えるのは現地にいる大きなメリットです。
素敵な日本人との出会いもありますが、少し勇気をもって現地の人たちの中に飛び込むと将来の大きな財産になるでしょう。
目的を持って移住するのが成功の秘訣
なんとなく「日本で働くのに疲れた」「残業づけの毎日で、、」そんなときにふと違う環境で理想の生活ができたらなあとマレーシアに来るパターン
もう一つが、ビジネスで使える英語と仕事で結果を出して将来はシンガポールで働く意識を持ってくるのパターン。
前者がダメで後者が生活だと思いません。しかし、明確な目標がなかれば絶対に思った未来にはなりません。
仕事で成功したり、目的を達成してステップアップすることを目指さなくてもOKですが、時間だけは何もしなくても過ぎていくのでなんとなく過ごせば、何も変わらない未来にしかなりません。
せっかくのチャンスを活かすためにも、何を達成するのか決めて実行してください。
この記事が一人でも多くの移住希望者に役に立つと嬉しいです。