Booking.comカードのメリット、デメリット【キャッシュバック率1%以上】

2021年6月13日ノマド生活

オンラインでホテル予約ができる有名なBooking.comですが、海外旅行から普段使いまでメリットのあるクレジットカードがあります。一枚目に作るクレジットカードとしてオススメな理由をまとめました。

旅行に行くことが少ない方でも十分メリットのあるBooking.comカードの主なメリットは以下です。

  • 1%ポイント還元
  • 年会費無料
  • 還元ポイントは自動割引き

Booking.comカードのメリット

-Booking.comの予約が10%オフになる

Booking.comカードの入会特典の一つとしてGenius会員に無料招待され、即10%割引を得られる。

注意点は10%オフの宿泊施設はすべてではありません。選ばれたホテルのみです。ですがホステルからホテルまで豊富な宿泊施設が対象になっているので、気に入った施設に10%で泊まるチャンスは多く実際に何度も割引価格で泊まりました。

Genius対象の宿泊施設の探し方

さらにBooking.comで予約すると5%のポイントがつき、合計でGenius割引とあわせて15%オフです。

予約額の5%がポイントになる

Booking.comカード専用サイト(SMCCのVpass)経由予約で100円につき5ポイントが入る。

いつでも、どこでも1%のポイントがつく

毎月の支払額の100円につき、1ポイントがつく。

Booking.comカード専用サイトから宿泊施設の予約をすると、通常の1%+5%の予約ポイントで6%分がもらえます。

年会費無料

カードを作ったり、持ち続けるのに費用は全くなく無料で使えます。
支払額の1%の実質キャッシュバックされ、年会費無料なクレジットカードは他にはなかなかありません。

海外旅行に行く際に、持っていっても絶対に損しないクレジットカードです。

ポイントの使い忘れ、失効がない

たまったポイントは次回の請求額から自動的に引かれるため、日常的にクレジットカードで支払いを毎月している限り、ポイントを失効することがありません。

もっとお得に使う方法としてkyashと組み合わせてメインカードにするとさらに0.2%〜0.5%割引が可能です。

booking.comポイントの自動キャッシュバック

海外と国内旅行保険が無料で付帯(国内旅行保険は利用付帯)

海外旅行保険に入った場合、5日間の旅行で1300円〜2000円の保険代がかかります。補償額は大幅に差がありますがBooking.comカードを作るとこれだけの費用が毎回無料になるため、旅行前に作っておいて損はないと思いませんか?

民間保険の場合 

 保険料1390円  

 保険期間 5日

 治療・救援費(ケガ・病気)1000万

 賠償責任 1億円

 携行品損害 30万円

 ※傷害死亡、傷害後遺障害、疾病死亡、偶然事故費用は省略

 保険料55860

 保険期間 90日

 治療・救援費(ケガ・病気)1000万

Booking.comカードの補償額は以下です。

詳細な補償内容は公式サイトを参考にしてください。海外旅行傷害保険国内旅行傷害保険

海外旅行保険
傷害死亡・後遺障害 最高2000万
けが・病気 100万
補償期間:旅行開始から3ヶ月まで

国内旅行保険
傷害死亡・後遺障害 最高2000万
けが・病気 なし

Booking.comカードの申込みページから保険内容の詳細をみると、プレミアムやエグゼクティブなどランクが複数ありどれが適用される不明だったので電話で問い合わせてみました。

Booking.comのコールセンターの回答はBooking.comカードは海外、国内旅行とも「一般A」でした。

補償額はけっして十分な額ではありませんが、海外旅行に行くたびに無料で補償されるので十分メリットがあります。

そして、足りない補償額は裏技で増額できます。

エポスカードを作って、補償額をエポス(200万)+Booking.com(100万〜に増額すればアメリカやヨーロッパで医療を受けたとしても通常の対応であればカバーされるので安心できます。

私は過去にライフカードとセゾンカードで海外旅行保険を使ったことがありますが、病院の診断書と支払いレシート、パスポートの出国と帰国スタンプのコピーを提出して問題なく支払われました。

Booking.comカードの保険は使用したことがありませんが、各クレジットカード会社が保険会社と提携しているので、実際の保険運用はクレジットカードが変わっても保険会社が同時であれば変わりません

実際に請求したときの内容はこちらを参考にしてください

リンクークレジットカード付帯の海外旅行保険で無料で治療を受けた話

ApplePay(アップルペイ)とIDに対応している

iPhoneをもっていれば、クレジットカードをアップルペイに登録してスマホだけで支払い完了し、クレジットカードの持ち歩きは必要なくなります。

レンタカーの予約が8%オフ

Rentalcars.comの価格から8%が割引されます。

交通機関のアクセスが悪い場所に行く場合はレンタカーだと行きやすいので利用価値がありそうです。

Booking.comカードのデメリット

海外旅行保険補償金額が十分でない

一般会員Aはケガ・病気の限度額100万円です。物価の安い国で手術を伴わないような治療、病気であれば賄える額ですが、アメリカやヨーロッパなどの先進国や飛行機で搬送が必要となった場合は足りない可能性があり、心配な金額です。

国内旅行保険は利用付帯

デメリットと言ってはいいすぎかもしれませんが、募集型の旅行をBooking.comカードで支払った場合のみ適用されます。個人的には使うことはほとんどありません。

国内での事故は国民眷顧保険で対応し、そのほかに民間保険に加入している方は多そうなので実質補償はなしと考えても問題なさそうです。

また適用範囲が事故のみで、公共交通機関(Booking.comカードで支払った場合)利用中と宿泊中の火災・破裂・爆発のみです。

TVニュースになりそうな事故に運悪く遭遇したケースを想定したかのような補償内容なので、ちょっとした病気や不注意によるけがには適用されません。

ショッピング保険

ショッピング保険はリボ払い、3回以上の分割払いのみ適用。実質金利手数料が高いため、大きい金額の商品を買わない限り利用する価値はなさそうです。

無料でアップグレードされるGenius会員は半年以内に予約しないと無効になる

6カ月以内の予定がない場合はこの特典でGenius会員になったとしても、予約がないと失効します。

Genius会員への権利を失効してしまった場合は、Booking.comサイトを通して5回以上の宿泊をするとGenuis会員へランクアップされます。

P-one Wizカードのほうが還元率が高い 

年会費無料のカードで還元ポイントが翌月の支払いより自動的に割引されるカードでP-one Wizカードがあります。

このカードはBooking.comカードと同じように還元率は1%ですが、Tポイント変換すると0.5%更にポイントがつくためショッピング専用カードとして使うのならP-one Wizカードのほうが0.5%お得になります。

還元率が1%以上だったり、ここで紹介したメリットと似たような機能をもつクレジットカードは他にもあります。

この記事を読んでBooking.comカードは「必要ないと」思ったら作らなくてもOKです。

しかし、海外で事故や病気になったときに保険があるとお金のことを気にセずに病院へ行ける安心感はすごいですよ。
Booking.comカードの申込みリンク