マレーシアの賃貸物件の探し方【コンドミニアム】

2021年6月20日マレーシア生活

初めてマレーシアの賃貸を借りたいのだけど、どうやって探すのか?相場は?と悩んだことはないでしょうか?
契約方法や騙されないために気をつけることを含めて、悩みに答えます。

マレーシアで現地採用として1年半働き、現地の不動サイトからエージェントを探して部屋を契約した経験を元に解説します。

※2021年5月を為替レートを使い、1000円以下の端数は切り捨てし計算しています。

マレーシアの賃貸物件の探し方

マレーシアのコンドミニアムの賃貸物件を借りるには知り合いや人脈がなければ、エージェントから紹介してもらうのが一般的。

エージェントをつかう

ipopertyやpropertyGuruというサイトで地域、部屋のサイズを入力すると貸出中の部屋が見つかります。

紹介物件には必ずエージェントがついているので電話やアプリ(whats Appが主流)で連絡を取り、内覧します。

稀にオーナーが内覧に来てくれることがありますが、ほとんどはエージェントに任されており入居から退去までオーナーに合わないということも珍しくありません。

ipropretyPropertyGurumudah.comで家賃相場や部屋タイプはある程度見れます。

マレーシアで部屋を借りるのが初めてでも、どのくらい払えばどんな部屋を借りれるかイメージができますね。

立地から探す

マレーシアになれて土地勘ができてからオススメの方法。職場や、よく通う場所の近くによさげなコンドミニアムがあったら、グーグルマップで検索して見つけたコンドミニアムの事務所で空き部屋をきく。

空き部屋があればエージェントやオーナーを紹介してもらえるので、内覧ができる。
ただし、土地勘がないとどこを探していいのかわからないし、自分の足で動いて探すので時間がかかって効率が悪い。

オーナーと直接契約する

知り合いの紹介でオーナーがいる場合はエージェントを通さず直接契約することができます。

メリットとしてはエージェントを通さないので、「家賃交渉」「実際にオーナーと対面出会うことによってどういう人か分かる」ことです。トラブル時に「なかなか対応してくれなくて困った」というケースもあり、、できれば避けたいですよね。

オーナーの性格は重要な点になるのでチェックリストで詳しく解説します。

ローカルエージェントは日本語対応OKなのか?

僕がやり取りしたエージェントとはすべて英語でやりとりしました。おそらくほとんどのエージェントは日本語ができないと思います。

仮に日本語ができたとしても、物件の案内や家具家電の伝えられてとしても契約に関することまでカバーできる人はいないでしょう。
日本語のサポートを期待するのであれば、日系の不動産屋を利用した方が確実です。

上手な英語は必要ないです。普通はWhatsApp(チャットアプリ)でやりとりすることになるので、英会話ができなくても質問内容をあらかじめ英訳しておき、エージェントからの回答を機械翻訳にかけるだけでも内覧の予約は十分可能です。

マレーシアの賃貸物件の相場と契約に必要な費用【仲介手数料は無料】

コンドミニアムの賃貸相場

一人暮らしの場合は1000RMから2000RMの間でおさまります。立地や設備、内装によって変わりますが1500RMだせば十分な生活ができる部屋が見つかると思います。
クアランプールやその周辺のセランゴールのコンドミニアムは供給過剰なので、交渉で値下げは可能です。僕は1100RM/月を1000RMにしてもらいました。

契約時の初期費用 例1500RM/月を例として計算した場合

セキュリティデポジット(敷金)家賃の2ヶ月分
ユーティリティデポジット(光熱費の保証金) 家賃の半月分
契約時の前払金 家賃の1ヶ月分
印紙代1300円〜2600円(50〜100RM)
合計141000円(5350RM)

マレーシアの賃貸契約で失敗しないためのコツ 

 内覧時には、不動産エージェントの案内のもと実際の物件を案内してもらうのですが、内覧が終わると契約して当然家のようにせかしてきたり、契約しないというと「なぜ?」としつこく迫ってくる問題のあるエージェントに当たることもあります。

エージェント選びでその後の生活やトラブル時のストレス度が変わってきます。なので、エージェントは慎重に見きわて下さい。

エージェントの選び方

エージェントの見きわめ方

最初にRENナンバーを持っているか見せてもらいましょう。マレーシアでは不動産を仲介する人は必須のライセンスがRENナンバーです。

複数のエージェントと会ってみる

日本だと会社のブランドで判断してどこの仲介業者を決めるかも知れませんが、会社の知名度よりエージェント個人で判断したほうがいいです。

3、4人のエージェントと接するとそれぞれの性格の違いが分かってきます。即断即決を迫ってきたり、時間に遅れてきたり、断ると頼んでもいない別の部屋を案内しようとしてきたり、色んなタイプがいます。友達選びと同じで自分にとって心地よく契約ができそうな人を選べばOKです。

紹介が一番確実

これからマレーシアにくる場合は、知り合いや友達がいないのが普通なのでこの方法は使えないかも知れません。人間関係ができたあとや、入社後頼れそうな同僚などがいたら聞いてみましょう。

初めての部屋探しのでは英語力に問題がなくても、生活する国がかわり仕事も日常も環境が一新されストレスになります。知り合いや同僚で紹介してもらえる人がいるかきいてみて、すこしでもストレスの要因を減らしてスムーズな新生活を始めれるといいですね。

また、マレーシアはコネ社会の側面もあるので、紹介は手っ取り早く信用度高いです。

オーナーの選び方【超重要】

  • 管理会社はない
  • 入居後はオーナーの対応になる

エージェントとオーナー選びは当たり物件を見つける一番のポイントです。
なぜなら、エージェントは部屋を見つけるまでの関係で、入居後のトラブルや相談はすべてオーナーの対応になるからです。

まれにエージェントが窓口になってオーナーへ連絡するというパターンがありますが、物件の管理会社という概念がないマレーシアではエージェントが管理費をもらっていることはないと思っていいです。

エージェントからしてみれば入居後に借り主からの対応にこたえても、お金が入らないとなれば対応が後手になったり放置されるインセンティブが働くのは、自然なことではないでしょうか。

コンドミニアムというと最高級とイメージするかもしれまんが、日本ではありえない水漏れ、タイルの剥がれ、家電の故障などは高確率でおきます。だからオーナーの人柄が大事になります。

マレー系は何事にもルーズで中華系の方がしっかりているという人がいますが、結局はその人次第で人種で判断はできないです。僕の物件はマレー系のオーナーでしたがWhatsAppで連絡したときは一日以内に返信してくれて、帰国する際は最寄りの駅まで送ってくれました。

オーナ見極めポイント

  • エージェントにどんなオーナーなのか、過去にトラブルがあったのきいてみる
  • 賃貸物件の近くにオーナーが住んでいるのか?
  • 返信がはやいか

質問がなければちょっとした会話でもいいので、どんな性格で自分と相性が良さそうかどうか判断して見るだけでも、だいぶ違うと思います。

設備、立地、治安

家電の動作、共有設備の掃除、メンテナンスは十分か、周辺環境の雰囲気は悪くないか?できれば昼間と夜のようすを確認できるといいです。

家具付きに物件に含まれるもの

ベット、クローゼット、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、ソファー、テーブル、椅子など。厳密に何を含むのかはオーナー次第なので必要なものがあれば交渉すると買ってくれる場合があります。

部屋内で確認するもの

家電、家具、電気、水道、玄関のカギ、窓の立て付け、防音、修繕履歴

立地

車を購入予定であれば気にする必要はないかも知れないけど、マレーシアに来たばかりだと車をもっていないか買うかどうかもわからない人が大半だと思う。
GRABを使えば問題けど、ラッシュ時間は値上がりしてつかまりにくくなるので徒歩か公共交通期間で行ける範囲にスーパーがあると楽です。
職場、スーパー、病院など日常生活で高頻度で出かける場所への距離と交通手段

プールやジムを利用する予定があれば、器具の種類やメンテナンスが十分で使いたいと思えるかをチェックする。

特に重要なのがエレベーターのメンテナンスで、僕が住んだいたコンドミニアムは3つあるエレベーターの一つが常に故障しており、残りの2つで出入りしていたので、朝と夕方の時間は待ち時間が長くてイライラしました。

共有部分

プール、ジム、セキュリティ、エレベーターの動作状況
プールやジムを利用する予定があれば、器具の種類やメンテナンスが十分で使いたいと思えるかをチェックする。
特に重要なのがエレベーターのメンテナンスで、僕が住んだいたコンドミニアムは3つあるエレベーターの一つが常に故障しており、残りの2つで出入りしていたので、朝と夕方の時間は待ち時間が長くてイライラしました。

治安

治安や雰囲気やエージェントに聞いたり実際に周りを歩いてみて、観察すれば分かる。コンドミニアムによっては一部の民族が多かったりすることがあるようだけど、騒音や匂いの問題は個人差があるので一概には言えない。近隣住民の質は運次第としかいいようがない。

最終的な解決は隣近所の騒音や匂いがひどかったら引っ越せばいいかぐらいに気軽に考えるしかないと思う。

家賃、水道、電気の支払い方法

意外と盲点ですが、内覧時に入居後の支払い方法について確認しておきましょう。

家賃の支払いは振込のが一般的です。振り込んだらWhatAppなどで振込完了の画面をスクリーンショットで送ると確実です。毎月の家賃支払いでオーナーに連絡することで、何かあったときに連絡しやすくなるし、オーナーからも「なにか困ったことない」といってもらえていい関係を保てました。

電気料金の支払いは日本と違い契約者はオーナー名義のままです。日本のように入居者ごとに契約する必要なく、毎月オーナー名義で領収書が来るので、コンビニ、オンライン、ATMで支払えます。不当に高い電気代が請求されたりすることがあるので毎月チェックするようにしましょう。

僕が実際に支払った水道代と電気代

電気代(PC、蛍光灯、洗濯機、冷蔵庫、調理用IH)700円(30RM)
水道代無料(うろ覚え?300円(12RM)以下は無料)

電気代はエアコンをフルで使っても3000円以下(100RM)で十分、水道料金はうろ覚えだけど12RM以下の場合は免除されて無料でした。一人暮らしであれば無料の範囲に収まると思います。

3 賃貸契約内容がすべて

契約書に書いてあることが全てにおいて優先されます。契約前に一通り読んでおき気になる部分は確認は必須です。

特に気をつけること2点

  • Explat Clause
  • 備え付け備品、設備の故障時の負担割合
  • エアコンの定期的な清掃の有無

※Expat Clauseとは、外国人ある場合は仕事の都合や家庭の都合で帰国や転職がある場合に契約完了前でも解約違約金はかかりませんという特約です。

退去手続き【賃貸契約を終えるとき】

賃貸契約を終えるときには退去手続きとデポジット返還の2つのことをします。退去に備えてやることは日本の賃貸と大きく変わりません。

  • 部屋の掃除
  • デポジットを返してもらう

意外と見落としがちですが、退去手続きは最後のストレスポイントです。デポジットがなかなか戻ってこなかったり、意味不明な金額が引かれていたりすることがないように、いいオーナーと契約することがここでも影響してきます。

退去後、オーナーが部屋の状況と備品を確認し問題がなければ、デポジットが返還されます。最終月の光熱費はセキュリティデポジットから引かれるので、最短でもその計算が終わったあとになるので、退去から1ヶ月ほどはかかると考えておきましょう。

マレーシアに来れば、いつかは去るときがきます。入居の時点で退去時のことまで考えておくとあとで思わぬトラブルに合うのを防げるとも思います。