マレーシアのコンドミニアムの賃貸契約の流れ

2021年6月17日マレーシア生活

「マレーシアに移住が決まった」「前回は日系不動産にお願いしたけど、費用節約のため自分で探したい」こういう時に役に立つ契約の流れや賃貸慣習について解説します。

僕はマレーシアに一年半の間現地採用として住んでいました。その間に自力でマレーシア人とルームシェア1件、コンドミニアム1件をローカルエージェントを介して契約しました。

契約の流れを実例で解説

仮契約

  • 契約の意思をオーナーへ連絡
  • 仮契約と同時に手付金を支払う
  • 家賃と公共料金の支払い方法の確認

希望の物件が見つかったら契約の意思があることをエージェントかオーナーへ連絡し、部屋をおさえておくことが仮契約です。

その際に手付金として賃貸料の1ヶ月分を支払います。仮契約をすると他の人はこの物件の契約はできなくなり、本契約しなかった場合は手付金は没収されます。無事に本契約した場合は初月の家賃に充当されます。
オーナーにとっても仮契約で部屋をおさえている間は他の人との契約チャンスを逃すことになるので、フェアなシステムだと思いました。

仮契約後に本契約をしない場合は、手付金を失います。僕はペナンで決まっていた転職がキャンセルされて、仮契約済みだった物件が必要なくなったために42000円(1600RM)を失いました。

本契約

  • 契約書の下書きチェック
  • 契約書サイン、各種支払い

契約前に気になること、質問、疑問はここではっきりさせておくこと。
不当な契約内容だった場合は、のちに訂正できる可能性はあるかも知れませんが、基本的には契約書後に何をいっても覆りません。
仮に覆ったとしても弁護士を雇い、裁判を起こす必要があったりで余計な時間やお金がかかることになるのは避けたいですよね。

毎月の家賃、水道、家賃の支払い方法を確認してない場合はこのタイミングで忘れずに聞いておきましょう。毎月発生する作業なのであらかじめ分かっていると、支払い日にあたふたせずにすみますよ。

本契約時に払う費用はマレーシアの賃貸物件の探し方【コンドミニアム】を参考にして下さい。

入居 

  • カギ引き渡し、入居
  • 入居状態をチェック、証拠として写真撮影しておく

契約後、カギを受け取り新生活のスタートです。でもここはマレーシア。入居したら契約書のどおりに家電、家具はあるか、設備に不具合がないか確認しましょう。不具合があればエージェントかオーナーに連絡して直すように依頼します。

毎月の家賃、水道、家賃の支払い方法を確認してない場合はこのタイミングで忘れずに聞いておきましょう。毎月発生する作業なのであらかじめ分かっていると、支払い日に慌てずにすみますよ。

マレーシアと日本の賃貸習慣の違い

契約

契約期間の縛り

契約満了まえに退去すると、セキュリティデポジットの没収と契約期間までの家賃を請求されることがあります。契約内容に次第ですが、最低でもセキュリティデポジットは失うことになるので契約期間は慎重に決めること。

日本の賃貸契約では一度入居してしまえば、いつでも退去できるので、契約期間を決めなければいけないのは大きな違いですね。
通常は1年または、2年契約です。現地採用であればいつ国外転職するか分からないと思うので1年契約の方が自由度が高いです。

僕は1年契約にして、契約更新のタイミングで転職をしない限りなるべく長く住みたいことと、仮に退去することになったら早めに伝えることを強調して交渉し、契約更新後は具体的な契約期間を設定なしにしてもらいました。

 エージェントへの手数料はゼロ

借り主がエージェントへ支払う手数料はありません。オーナーからエージェント支払われるためです。

ただし、ペナンでは事情が変わり借り主と貸主が折半するため0.5ヶ月分の家賃を支払います。(マレーシア人の友達から担当エージェントに連絡して確認済み)

ペナンのコンドのエージェントフィーの確認の際のチャットのやりとり
ペナンの不動産エージェントフィーの確定額


水道光熱費は物件の名義人で契約する(インターネット契約は除く)

 賃貸の探し方へリンク

 故障、不具合は当たり前

1年間住んでいれば、一度はトラブルに遭遇すると覚悟しておきましょう。

部屋の設備

  •  バスタブは少ない
  •  ホットシャワーは電気式
  •  断水が多い
  •  水道水は飲料不可

ゴミ捨て

各フロアーに大きなゴミ箱があるのでいつでも捨てれて、分別は適当でおおざっぱ。おおらかなマレーシアの性格が良い方向に働いている。

環境にはよくないかもしれないけど、楽なのでよし。

交渉が基本

とにかく何でも交渉、ダメもとでお願いしてみたほうがいい。分からないこと、不安なことはそのままにして契約しないで、必ず聞くこと。

礼金

礼金の習慣はありません。借り主からオーナーへ払う手数料はないため、引っ越し費用がおさえられ気軽に引っ越しできます。

時間がない人、英語に不安がある人はお金を払って業者へ頼むのもアリ

1RM=26,28円で換算

業者名 手数料
ナカノプロパティ 一律1000RM(約26000円)
スターツ家賃 1ヶ月分 ※契約期間が10か月未満の場合は月額賃料÷10×契約月数
eliz家賃 1ヶ月分

お金があれば、時間や手間、言葉の問題を解決できます。
マレーシアの物件探しが初めてなら最初は日経不動産にたのんで、マレーシア生活に慣れてきたら自力でやってみるのもいいかも知れません。

自力で探せば全体でかかる費用は節約できます。しかし、万が一のリスクや物件探しに費やす時間を他に使ったほうが有意義な場合も。
特に入居後のトラブルや契約書の内容チェックとお金を比較すればどちらがあっているのか答えが出ると思います。

  • 安く済ませたい→自力で探す
  • お金はあるが、手続きや連絡が面倒くさい→日経不動産